著者 | 桃崎有一郎(著) |
出版社 | 吉川弘文館 |
発売日 | 2016年12月 |
ISBN | 9784642058384 |
ページ数 | 276P |
キーワード | へいあんきようわいらなかつたこだいのゆめお ヘイアンキヨウワイラナカツタコダイノユメオ ももさき ゆういちろう モモサキ ユウイチロウ |
内容紹介 |
---|
平安京は必要だったのか―。理念優先で造られた都市が「使いにくさ」を克服していく姿を描き、新視点で “千年の都”の本質に迫る。 ※本データはこの商品が発売された時点の情報です。 |
目次 |
---|
中世からは見えない中世京都―プロローグ/平安京の規格と理念(古代のミヤコと中国の都城―律令国家が求めたもの/平安京の規格―座標系に投影された身分秩序の写像/日本の身分制度―ラベルとしての位階官職、原点としての天皇/平安京の構造と身分制度―観念的な秩序の実体化)/実用性なき平安京(平安京を守る朝廷、平安京を破壊する住人/平安京は日本の実情に合わせて造られたか/実用性なき主要街路・朱雀大路/外交の“舞台”としての朱雀大路/祭礼の“舞台”としての朱雀大路)/大きすぎた平安京―“平安京図”という妄想(未完成の平安京/衰退する右京/成長する左京/土地があり余る平安京/平安京を埋められない人口/縮小する政務、引きこもる天皇)/平安京の解体と“京都”への転生(摂関政治と平安京の再利用―平安京の終わりの始まり/持て余す大内裏、快適な里内裏―仮住まいに永住する天皇/院政が捨てた大内裏―中世京都への脱皮、抜け殻としての平安京/大内裏を諦めなかった男・信西―選択と淘汰の大内裏再建/信西の中世国家設計と正面観主義―“背景セット”としての平安京・大内裏)/内裏の適正サイズと大内裏の中世的“有効活用”―エピローグ |
26分钟前
(税込) 送料込み
平安京はいらなかった 古代の夢を喰らう中世の通販/桃崎 有一郎 紙の本:honto本の通販ストア